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春分を迎えるにあたって

「おくりびと」をみにゆきました。
いままで見た数少ない邦画の中で、外国で良い評価をされているのは
日本の情景や間、日本人の情感が映し出されているもので、「茶の味」「殯の森」も「おくりびと」もしかり。
日本の田舎の大自然がシーンに溶け込んでいて、物語に厚みを与えてくれる。
ほかに、日本の家庭で普通に使われている道具やインテリア、例えば、木魚や座布団の柄や、こたつは、フォルムや模様や日本人ならではのスタイルってのが外国の方から見たら興味深いやろうなーと。

「おくりびと」は笑いあり涙ありで山崎努の顔皺と、
モックンの天然っぽい独特な演技で困った顔とかは笑える。
何より、山形県の庄内の街並かな?情景がとてもよい。

死ぬときは海で死にたいと言ったジャック・マイヨール。
西洋文明に嫌気がさし、楽園を求めてわたったタヒチで病苦と貧困を経験し、死を決意したゴーギャン。そんなゴーギャンの絵がやってくる!
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極楽鳥花(ストレリチア)がすきです。
by yamatohimehimika | 2009-03-20 10:31 | BEAUX-ARTS