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おすすめブルゴーニュワインメモ

トラックバックカテゴリ:グルメ
最近やっぱり、重めなワインは体に合わないと再認識している、
夏一歩手前の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

職場のワインショップにいる、ワインをこよなく愛し、探求する若きソムリエくんが
先日ブルゴーニュのワインを飲ませてくれました。
しかも、ロマネコンティのオーナーの一人であるヴィレーヌ氏が造るワインでした。
おすすめブルゴーニュワインメモ_d0008832_12512457.gif


A. et P. de Villaine Bourgogne Cote Chalonnaise La Digoine Rouge
アー エ ペー ド ヴィレーヌ コート シャロネーズ ラ ディゴワーヌ ルージュ 
生産地:ブルゴーニュ コート シャロネーズ地区 
生産者:ヴィレーヌ 
葡萄品種:ピノノワール
色: 赤紫。ライトミディアム。
香り:海苔。チェリー。 イチゴ
辛口。ミディアム。

ロマネコンティもビオワインだということご存知でしたか?
DRC社もヴィレーヌ氏も特に「ビオワイン」と表示はしていません。
「ビオ」信仰者が増える中(私もその一人ですが、)ビオと認定、または表示されて
いるから美味しい!という概念は少し恥ずかしいかもしれませんね。

フランスにはオーガニックワイン・ビオディナミワインの下記の認証団体があります。
オーガニック・ワインの公式認証団体
Ecocert(エコセール)
1992年制定。EUの農産物基準に基づいて有機栽培農法の公式認定を行っています。3年間に遡り、化学肥料、除草剤、農薬(ボルドー液を除く)の未使用であることなと厳しい基準が定められています。認定を受けたワインのラベルには、「Vin issu de raisins en conversion vers l'agriculture biologique」という認定証が印刷されています。

Qualite-France(カリテ・フランス)
全国品質保障ラベル・基準一致証明書委員会及びフランス認証委員会の認可機関で、ワインや食品の原材料や産地、死蔵方などについての管理を行う機関です。

ビオディナミの公式認証団体
Demeter(デメテール)
世界50カ国以上に展開する国際的ビオディナミの認証機関。ビオディナミ農法を実践して7年目から正式な認証が与えられます。

この団体がしっかり、審査し、安全性を高めているのは事実ですが、
生産者によっては、団体のマークを表示すれば売れやすいと考える人もいれば
認証団体に許可してもらうためにワインをつくってるのではない!断固拒否する人
ありと様々ですが、消費者としては本当に心をこめて、安全に、そして、何より美味しい
ワインを飲ませてくださいという気持ちです。
ワインは面白いほど、生産者の人格・気持ち・心が反映されるものなので。

話はもどりますが、ロワールのワインをよく飲んでいるのですが、
さすがブルゴーニュとなんだか安心できる味わいのワインでした。
ビオワインの多くはとてもやさしくて、味わい深いんですが、
今回のDigoineもとても気に入りましたので、お勧めいたします。
100%果汁のオレンジジュースを飲むのと、ファンタを飲むのでは、
喉を通過するときの刺激度が違うようにやさしいんです。
by yamatohimehimika | 2006-07-06 17:21 | BIO