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台湾の原住民「トーテム」

いつの頃からか完成されたものを敬遠するきらいがある。
完成されたものにたまに触れたり見たり食べたり感じたり聴いたり会ったりしてその孤高さを改めて強く感じるのが好き。

土くさいのにひかれてしまう自分と、香しい洗練さをもとめる自分。
これでバランスが保てているようです。

先日たまたま行ったイベントで出くわした
映画「トーテム Song for home」の監督:若木信吾さんと、台湾の音楽グループ「トーテム」のボーカル・ギターのスミンとのトークショー
台湾の原住民「トーテム」_d0008832_2318232.jpg

台湾の「原住民」を追ったこの映画。台湾には政府が認めた14の原住民と呼ばれる部族が存在してるねんて。トーテムもいろいろな部族から集まった若者が結成したバンドで、彼らの歌はアテネオリンピックの公式ソングとして起用されていたので、聴いたら「あー知ってる」って感じデス。

スミンの歌には命が言霊が宿っていました。強くて、純粋な心の人にしかあんな声はだせないやろなーと思いました。
こないだトランジットで立ち寄った台北空港で買ったお茶がおいしくて、台湾という文字が頭の隅っこにあった私はすぐさま「これも縁や」と思いました。きっとこの映画を見にいきます。

年をとればとるほど、日本とかアジアとか自分のルーツに近いエリアへ没頭していくんやろなーと予想しているこの頃。10年後はどうなっているんやろか。
そーいや、昨日会ったイラン人の彼はシタールやバンブー笛の演奏者。イランはペルシャン絨毯&ターコイズ、ローズウォーターとかとか、なんだか孤高なイメージです。四季があり、すんごく美しい自然がまだまだ残っているんやってー

世界はまだまだ広いナ。
by yamatohimehimika | 2009-10-31 23:34 | Tokyo